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hs-life-a1165 高2研修旅行事後学習~東北方面~

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高2研修旅行事後学習~東北方面~
【研修旅行事後学習『未来を考える原点』となった東北の旅】
10月7日から11日にかけての5日間、私たちは研修旅行で東北を訪れました。事前学習では、株式会社ミエタの担当者の方と共に、研修が「日常や未来につながっていく」ことを想像する学びを深めてきました。
私たちが現地で目にしたのは、震災の傷跡だけではなく、困難な過去から立ち上がり、未来へ歩み続ける人々の姿がありました。南三陸町では、二度と悲劇が起こらないように築かれた巨大な防潮堤や、教訓を忘れないための旧防災対策庁舎などの震災遺構が残されています。
一方、女川町では、あえて防潮堤を造らず、「海と共生する」道を選んだ人々の決意に触れました。異なる復興を歩む両町の姿は、未来のあり方を考える上で、貴重な手がかりとなりました。訪れた際には、被災地を「見る」だけでなく、現地の人々の言葉に耳を傾け、その想いに触れることができました。これこそが、教科書やインターネットでは学べない「生きた学び」です。
この旅は、決して「見て終わり」ではいけません。10月15日の5、6限に行われた事後学習では、この旅で得た学びを改めて振り返りました。各自が持ち帰った問いに向き合い、考えたことを追求しました。
担当者の方は、「修学旅行お疲れ様でした。本当に良いフィールドワークだったと聞いています。この学びを次に活かしてほしいです。旅に出る前にミッションがあったと思いますが、覚えていますか。女川町に行きたくなるようなミッションがあったと思います。12月15日の最終発表に向けてプレゼンテーションを作成するのが、今日のミッションです。」というお言葉をいただきました。これを受けて、私たちはプレゼンの作成に取り組みました。
S先生からのアドバイスでは、「12月15日の最終発表までにスライドを完成させること。総合型選抜や就職活動で高校時代にやってきたこととしてアピールできるので、真面目に取り組んでほしい。ターゲットを絞り、どうすれば女川町に興味を持ってもらえるかを考えるように。」と言っていただきました。
震災を経験していない私たちだからこそ、「未来を考える当事者」としての視点を与えてくれました。次回の最終発表で、これまでの学びの集大成が発揮されます。
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