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校長ブログ(8/29)
第2学期始業式

 相変わらずの酷暑が続いていますが、8月28日(月)に第2学期始業式が行われました。また、始業式に先立ちまして、大地震発生を想定した防災訓練を実施しました。以下に始業式で校長として述べた概要を記します。
 冒頭は、関東大震災の際に藤嶺藤沢や遊行寺が受けた被害についてでした。本校は、理科実験室より火災が発生し、ほぼ全焼しましたが、人的被害はなかったようです。遊行寺は堂宇がほぼ全壊し、本堂倒壊においては5~6名の僧侶がその下敷きになり亡くなったそうです。いつ起こるかわからない大地震に備えることは難しい面もありますが、今回の防災訓練を通じて、大地震への意識や認識を深めてほしいと伝えました。
 次に夏休みの活動を労い、2学期の活躍に期待を込めました。2学期は、学校全体としては藤嶺祭があり、また、中学各学年と高2生は宿泊行事が予定されています。行事に一所懸命取り組むことで、いろいろな場面を経験し、各生徒の成長が見られることを期待しています。
 さて、最後にはこのような話をしました。1学期の終業式において、「選択と判断」というテーマで話をした続きとして、「人生の岐路」をテーマにしました。終業式で、私たちは日常の瞬間瞬間に、自己の行動や行為について無意識に「選択と判断」を繰り返しているので、その選択と判断を意識化することによって今後が大きく変わる可能性がある。だから、夏休み中、何の気なしにゲームをするな、何の気なしにスマホをいじるな、何の気なしに勉強するなと述べ、「選択と判断の意識化」を促しました。そして、本日、その続きとして「人生の岐路とは」という話をしたのです。「人生の岐路」は、それが目に見えて現れたときなのではなく、実は「記憶にないくらい些細な場面」であることが多いのです。すなわち、「人生の岐路」は、入学や転職などの決断を迫られる場面と思いがちであるが、今この瞬間にどう動くかによって、未来が変わるかもしれない。したがって、人生の岐路は今この瞬間かもしれないので、今日1日を、今一瞬をしっかり生きましょうと呼びかけました。
 時間がなくて言えませんでしたが、4月から折々に言ってきた「凡事徹底」と「トウレイ」をここに付け加えておきます。
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