カリキュラム
基礎から大学進学まで
「学ぶ喜び・わかる喜び」を大切にしたカリキュラム。
1・2年次は高校での学習の基礎をつくり、進路をじっくりと考えるべき時期であり、この時期にしっかりとした取り組みができるかどうかが高校3年間の成果を左右します。
そこで、入学当初から着実に物事に取り組める姿勢が身につくよう、授業の密度を高める指導を心がけています。
そして3年次になると文系・理系に分かれ、受験科目の単位数を増やし、演習の時間も設け、志望する進路に合わせた学習形態を強化していきます。
本校は生徒の個性を重視しながら、その可能性を最大限に発揮できるよう全力を尽くします。
国語
国語総合・古典編では、各自が口語訳できる力を身につけるため、文法の理解を深めることに重点を置き、用言・助動詞の意味・活用をマスターしていきます。また、品詞分解により、重要古語に注意しながら遂次的な口語訳ができるようにし、古文のリズム・特色の把握から作品理解へと発展させていきます。
地歴・公民
地歴科は、1年次で世界史A・日本史Aを履修し、文系の場合2年でその科目の「B」、3年で「研究」を継続して学習することで、国公立大2次や難関私大入試に対応します。補講では、入試問題演習も行っています。公民科は、2年で倫理を、3年では政治経済を履修します。授業は大学入試センター試験を意識した内容となります。
数学
3年次になると、入試で問われる微分積分を中心に学習します。基本をしっかりと身につけていることはもちろんですが、教科書の内容だけでは入試に対応することは難しいので、2学期中間までには教科書を終わらせ、その後の期間を利用して、三角関数・数列・微分等頻出分野を中心とした入試問題に取り組んでいきます。
理科
1年次は化学基礎・科学と人間生活の授業を通じて、基本事項の学習に取り組みます。2年次には物理・化学・生物の各科目から選択することになり、国公立大学や理系の私立上位大学を目指す生徒は、理科2科目を選択して4単位多く学習することができます。3年次の一学期で教科書の内容を全て終了し、その後は入試問題演習を重点的に行います。
英語
高2前半まではコミュニケーション英語の授業で、読解を中心に総合的な英語力を養い、英語特講の授業では高校で学習すべき文法事項を集中的に学習します。高2後半より長文読解、文法・語法問題演習をはじめ、大学入試への基礎力をつけます。高3からは大学入試問題を扱い、実践的な力を身につけさせます。また、英会話の授業では、センター試験に対応できるリスニング力、英語運用能力をネイティブスピーカーの指導のもとで学びます。
高校3カ年コース カリキュラム(抜粋/週)
教科 | 科目 | ||||
---|---|---|---|---|---|
高校1年 | 高校2年 | 高校3年 | |||
文系 | 理系 | ||||
国語 | 国語総合 | 5 | |||
現代文B | 2 | 3 | 3 | ||
古典B | 3 | ||||
国語特講 | 5 | ||||
地歴 | 世界史A | 2 | |||
日本史A | 2 | ||||
世界史B | 3 ※1 | ||||
日本史B | 3 ※1 | ||||
地理B | 3 ※1 | ||||
世界史研究 | 4 ※1 | ||||
日本史研究 | 4 ※1 | ||||
地理研究 | 4 ※1 | ||||
公民 | 倫理 | 2 | |||
政治経済 | 2 | 2 | |||
数学 | 数学Ⅰ | 4 | |||
数学Ⅱ | 4 | ||||
数学Ⅲ | 5 | ||||
数学A | 2 | ||||
数学B | 2 | ||||
数学特講 | 2 | ||||
文系数学 | 2 | ||||
理科 | 科学と人間生活 | 2 | |||
化学基礎 | 2 | ||||
物理基礎 | 4 ※2 | ||||
生物基礎 | 4 ※2 | ||||
化学 | 4 ※2 | ||||
物理 | 4 ※2 | ||||
生物 | 4 ※2 | ||||
化学研究 | 3 ※2 | ||||
英語 | コミュニケーション英語Ⅰ | 4 | |||
コミュニケーション英語Ⅱ | 4 | ||||
コミュニケーション英語Ⅲ | 4 | 4 | |||
英語表現Ⅰ | 3 | 3 | |||
英語会話 | 1 | 1 | 1 | ||
英語特講 | 2 | 2 | 2 |
1 選択
2 1~2科目選択