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Teacher's voice 1教員の声①

藤嶺藤沢では、一人ひとりの将来に向き合い、それぞれに合った方法で進路のサポートを行っています。
生徒たちの進路指導を支えている教員に行ったインタビュー内容を掲載しています。

一人ひとりの「夢の実現」を目標に
きめ細やかな指導を展開しています。

― 村上 芳朗先生

数学科 進路指導主任

教員プロフィール

小学生のころ、友だちに勉強を教える楽しさを実感し、教員を目指すようになる。もともとは理科(理論物理)を専門にするつもりだったが、大学時代に数学の方が自分に合うと感じて、数学専攻を決意。こうしたいきさつもあって、生徒には、数学の枠内にとどまらず、理系全般に興味を持ってもらえるように、“幅広く、わかりやすく教える”ことを心がけている。今後はさらに、STEAM教育にもつながる指導を展開し、理数系の知識を世の中の事象に結び付けて、生徒の興味を広げていきたい。進路指導としては、中高時代に生徒が自分の好きなこと、やりたいことを見つけられるように、学校生活の様々な場面にたくさんのきっかけを用意したいと考えている。

藤嶺藤沢の進路指導にはどのような取り組みがありますか?

中学校段階では、学力そのものより社会観、職業観を育成することを重視しています。なかでも保護者の方々にパネリストになっていただく「職業講演会」は、生徒にとって仕事の現実を知る貴重な機会になっています。

高校ではそれぞれの目標を叶えるためにしっかりと学力をつける豊富なプログラムを用意し、学年の枠を超えたレベル別指導で、一人ひとりのステップアップを図ります。

特に力を入れていることを教えてください。

目標を明確にすることがやる気につながると考えて、大学調べを徹底的に行っています。

複数の大学から入試担当を招いて大学の説明や受験のアドバイスをしてもらう「進路説明会週間」のほか、入試直前にも高3対象で独自の大学説明会を開催したり、早い段階からオープンキャンパス参加を促すなど、生徒が自分の好きなこと、やりたいことを学べる大学・学部選びができるように指導します。

 

生徒が重視すべきポイントを教えてください。

生徒が進路を考えるうえで何よりも大切なのは、自分の夢を持つことだと考えています。なかなか夢が見つからない、やりたいことがわからないという生徒もいますが、その場合は、私たち教員が様々な側面から一人ひとりの個性を見極め、夢を見つけるためのヒントを提示してサポートします。

夢は途中で変わるかもしれませんが、それを恐れる必要はありません。自分の気持ちに正直になり、将来、本当に自分のやりたいことができるように、妥協せず、じっくりと探しましょう。

生徒たちが自分自身の強みを
見つけるためにどのような取り組みをしているのでしょうか?

本校では、各教科の授業だけでなく、茶道や剣道、柔道、陶芸、探究学習など、生徒が自らの興味の幅を広げる様々な機会をそろえています。

さらに部活動や学校行事などで多くの仲間と関わるなかで、自分の強みを見つけることができると考えています。

生徒たちにアドバイスしたいキャリアに関する情報やトレンドはありますか?

現代社会において、AIの影響が非常に大きいことは否めません。今後はAIそのものの知識をつけるだけでなく、AIに取って代わられない人材になること、AIに立ち向かう力を培うことが重要になってきます。

本校では、その底力ともなる「人間力」を鍛える教育を行っています。将来、経済的に自立する意識を大切にしつつ、積極的に起業に挑戦するようなパイオニア精神も備えていてほしいと願っています。

受験生へのメッセージ

本校では、中高を通じて、一人ひとりの「夢の実現」を目標として進路指導を行っています。生徒が自分の夢を見つけたら、そこに至る具体的な道筋を教員も一緒に考えていきます。家庭との連携を保ち、学力の伸び具合や学習状況を把握するとともに、多面的に情報を提供して、目標達成に向かいます。最後まで大切にしたいのは、けっして第一志望をあきらめない強い気持ちです。あなたも藤嶺藤沢で、夢の実現を目指してみませんか。