「ひな祭り」について

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春陰の候、皆様いかがお過ごしでしょう。春の花が咲く準備をし、目白の姿を見るようになりましたね。今回は「ひな祭り」を紹介します。

「桃の節句」「上巳の節句」とも呼ばれています。起源は中国の漢の時代(紀元前202年)まで遡ります。徐肇という者がいました。彼には3人の娘がいましたが、3人とも3日以内に亡くなってしまいました。嘆き悲しむ様子を見た村人は酒を持ち、3人の亡骸を清め水葬した、というのがひな祭りの起源です。元々はお祝いではなく、身を清める儀式でした。日本には平安時代に伝わりました。そのころの貴族たちは紙などで作った人形で体を撫でて穢を移し川に流すことで邪気祓いをしていました。時代が下り江戸時代になると、だんだんと人形が豪華になり、流すものから飾って楽しむものへと変化していきました。

何事も歴史を知ると見方が変わって面白いものですね。季節の変わり目は気候が安定せず体調を崩しやすいので、皆様どうぞご自愛のほど。

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