新聞部活動報告～勉強合宿４～

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B!
【 “夏の勉強合宿” ラストスパート 実力試験で合格するまで帰れま10！！】(file.006.)
　最終日の朝、私は寝坊してしまい、会場に到着したときには藤嶺体操はすでに終了していました。聞こえたのは、酒井先生の「今日の実力試験では、4日間の成果が発揮されますので……」という一言だけでした。
　その後、私を含む遅刻者は高橋先生から厳しく叱責されました。「真面目に取り組んでいる人たちは、暑い日向で15分も待たされた。遅刻したら入試は終わりだよ。」さらに、市川先生からも「時間に遅れるとは、記者としてみっともない。」との指摘を受け、私たちの軽率な行動に深く反省しました。
　合宿最後の朝食は実力試験に向け気持ちを切り替え、バイキングでしっかりとエネルギーを摂りました。
　午前9時、ついに実力試験がスタートしました。高校1年生は国語・数学・英語の3科目、2年生は文系が英語と国語、理系は英語と数学の試験を受験。これまでの朝の確認テストの結果も加味され、すべての教科で合格点に達した者のみが「合格」とされました。
　試験終了後、先生方が採点を行っている間、生徒たちは黙々と自習を継続。合格者と不合格者が分かれ、昼食には人気メニューの唐揚げが提供されました。「もう勉強合宿終わりかー」と惜しむ声が上がる中、生徒たちは最後の食事をじっくり味わいました。
　昼食後、合格者は笑顔で帰宅。一方、不合格となった生徒は13時から再試験に臨みました。14時20分からの最終再試験までに合格した生徒はその後帰宅。不合格のままだった生徒は、最終試験を受け、教室の整頓や片付けを行い、最後まで自分と向き合いました。
　その後、先生方からは熱いメッセージが贈られました。
　高橋先生「入試で不合格になるのが今の君たちの状況。残りの1〜2年が人生を左右する。」
　佐伯先生「家でどう過ごすかは自由。でも“今から始めよう”という気持ちが大事。」
　三原先生「失敗なんて大したことじゃない。入試まで、まだ時間はある。」
　佐藤先生「能力には限界があるけど、努力には限界がない。」
　後藤先生「野球は勝てない試合もある。でも、勉強は絶対できる。」
　市川先生「1年生は2年生で、2年生は3年生で進歩した姿を見せてほしい。」

　この4日間、生徒たちは学力はもちろん、遅刻の影響や協調性の大切さなど、態度や意識の面でも大きな学びを得ました。
　「この合宿で変わった自分がいる。そう胸に刻んだ私たちは、残りの夏休み、そして入試本番に向けて、新たな一歩を踏み出しました。【新聞部 高２ 秋山】




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